「マッチングアプリにサクラはいるの?」
「トラブルに遭うことはある?」
マッチングアプリの利用を検討している人や、利用中の人は様々な心配を抱えていると思います。
中でも、”安心して利用できるか、サクラはいないか”という不安は、尽きません。
身分証明やFacebook連携等があるので、ある程度安全面は保護されているものの、注意したい点もいくつか存在します。
今回は、マッチングアプリにいるサクラの実態について解説していきます!
特徴、対策も紹介するので、気になる人は必見です!
- サクラはいないが業者はいる
- 勧誘、詐欺が主な目的
- 遭遇したらブロック・通報が効果的な対策
もくじ
マッチングアプリにサクラはいる?
まず結論から話すと、マッチングアプリにサクラは一切存在しません。しかし、悪質な行為をする業者なら存在します。
サクラと業者の定義は、下記のように分けられます。
業者:素人が悪質な行為を行うこと
無料のマッチングアプリ等にありがちですが、一般的に大手といわれているペアーズやタップル誕生等では、雇う必要がありません。
ただ、業者に関しては、素人が悪質な行為をするパターンなので、見分けがつかないのが現状。
最初は、素人だと思って近づいてきても、実は業者だったという話はよくありますからね。どの優良アプリでも、トラブルになる可能性があるので、注意したいところです!
マッチングアプリのサクラ・業者の3つの特徴
マッチングアプリは、サクラは存在しませんが業者は存在します。
その中でも、業者は非常に悪質で、遭遇するとトラブルに発展することが多いです。特に、金銭トラブルになりやすいので、マッチングする際は慎重に行いましょう。
そんな、マッチングアプリの業者の特徴ですが、下記の通りです。
- ライン誘導後メッセージが来なくなる
- プロフィールが薄い
- ビジネス関連のワードが入っている
ライン誘導後メッセージが来なくなる
まず、マッチングアプリに存在するサクラ・業者として紹介できるのが、ライン誘導型のタイプです。後述しますが、アドレス・IDを収集する目的で近づいていきます。
メッセージをある程度アプリ上で行い、ラインに移動した後に連絡が来なくなるパターンです。
”そろそろラインに移動したい”と持ち掛けてきますが、自分のIDは一切教えません。”教えてくれたら”というと、様々な理由付けをして、IDを知ろうとしてきます。(例:ID設定してないから、スクショできないから)
このタイプは、IDやアドレスを収集するために活動しているタイプの業者です。近年は減少傾向にありますが、ラインの乗っ取りトラブルが記憶に新しいと思います。
相手にIDを送ると、悪質な業者に情報が売り飛ばされたりすることがあります。
実際、ペアーズで知り合った女性に、IDを教えたところ、複数の業者から追加され、下記のメッセージが来ました。
いずれも、悪質な勧誘メッセージでした。仲良くなった人でも、何を考えているかわからないので、一応相手のIDを聞き出すようにしましょう。
▼ライン交換は危険?詳しく解説しています。
マッチングアプリで会話が続くコツは?会話の流れやネタ・話題が困らない方法!
プロフィールが薄い
普通にやり取りする人は、ライン等を交換するまでわかりませんが、マッチングする前に業者かどうか判断する方法もあります。
マッチングアプリのサクラ・業者は、複数のアプリに登録しており、会う目的で登録していません。
”勧誘、詐欺行為、アドレス収集”等で登録しているので、とりあえずマッチングすればよいのです。
そのため、プロフィールもかなりテキトーで真剣さがありません。
内容が薄いプロフィール
明らかにプロフィールが短かったり、写真も拾ってきたようなものだと、かなり疑いが強まります。※中には登録したばかりの人もいます
この場合、マッチングしても定型文で返信してくる人もいるので、注意したいところです。マッチングするのは良いことですが、会う目的ではないと意味がありませんよね。
マッチングアプリでは、恋活や婚活を目的で利用しています。女性は無料なので問題ありませんが、男性は料金がかかります。
わざわざ、月額費を支払ってまで業者とやり取りするのは、かなり無駄な時間ですよ!
ビジネス関連のワードが入っている
最後に、マッチングアプリで最も多い業者の特徴です。
マッチングアプリは、アダルト要素が一切禁止されているので、ビジネス関連の勧誘をしてくる人が多い印象です。
そのため、プロフィールに下記のワードが含まれている場合は、要注意です!
- 人生最高
- 自由人です
- 不労収入で生活してます
要は、金持ちをアピールしているようなプロフィール構成の場合、業者の可能性が高いということです。普通にマッチングするものの、怪しい勧誘ビジネスやマルチ等に誘われてしまいます。
業者かもしれない自己紹介
実際に、業者だと思われる人を、ピックアップしてみました。いずれも、信ぴょう性が薄いですし、自分の写真かどうかわかりません。
そもそも、このように人生が充実している人が、マッチングアプリに登録するわけがありません。東カレデートのような、ハイスペックな人が集まるアプリなら理解できますが、普通のマッチングアプリでは考えられませんね。
さらに、コミュニティも意識したいところです。
マッチングアプリによっては、コミュニティ機能が存在するものがあります。(大半のアプリに存在します)
これらのコミュニティで、投資関連のものに入っている人は要注意!特に、”仮想通貨、FX”のコミュニティに参加している人は、投資話を持ち掛けてきます。
男女問わず、このコミュニティに参加している人は、気を付けましょう。
マッチングした人の中に、いる場合は相手にしないのが一番の方法です。
マッチングアプリにいるサクラ・業者のプロフィール画像の特徴
マッチングアプリには、業者・サクラが存在することが分かったと思います。全体的な特徴を紹介したところで、プロフィール画像の特徴を紹介します!
マッチングする前に、業者だとわかればトラブルに遭うこともありません。
主な特徴としては、下記の通りです。
- 不自然なくらいかっこいい、美人
- 露出度が高い写真
マッチングアプリは、多少顔が整った人もいます。しかし、モデル級に可愛かったりかっこよかったりする人は、拾い画の可能性があります。
当然そういうタイプは、業者の可能性が高くなるので、相手にしないことが重要です!
不自然なくらい美人・かっこいい
まず、業者が設定しているプロフィール画像ですが、露骨に美人・かっこいい写真を使っています。
男女問わず、顔立ちが整っている人とマッチングしたほうが嬉しいですし、会いたいと思う人も少なくありませんよね。その心理を悪用しているのが、業者なわけです。
ここで、実際に私が遭遇したトラブルを一つ紹介します。
こちらの女性は、過去に私がペアーズに登録していた時にやり取りしていた女性です。先ほども紹介した、”仮想通貨”のコミュニティに入っている女性です。
普通にマッチングしてやり取りしていましたが、顔写真が1枚しかないことに気が付きました。あるとしても、後姿や遠目の写真ばかりです。
そこで、メッセージで”顔写真を送ってほしい”というと、プロフィールで設定している画像を送ってきたのです。確かに、顔写真を交換すると、悪用される心配があるので理解できますが、かなり怪しいですよね。
そこで、もらった写真をもとに、Googleで類似画像検索をしてみることにしたのです。
その結果が、下記の通りです。
台湾でモデルをしている人が表示されました。
この様に、女性はあらゆる拾い画を使って、アカウントを構築している業者だったのです。何度かライン交換を求められましたが、これが発覚した限りやり取りする価値はないと判断したので、その後やり取りはしませんでした。
つまり、美人・イケメンの写真を使っている人は、業者の可能性があるので、最初からマッチングしないほうが吉です!実際、そういうタイプはマッチングアプリを使わなくても、出会えますからね…
露出度が高い写真
これは、女性に多いのですが、露出度が高い写真を使っている人は要注意です!マッチングアプリは、真剣な出会いを求めている人が多い反面、男性の下心を逆なでするような悪質な業者もいます。
ポイント制のアプリにありがちな手口ですね!
この様に、胸をアピールしたような写真を設定している場合は、業者の可能性が非常に高まります。普通の女性の可能性もありますが、可能性は低いです。
この様な写真を女性が設定すると、下記のトラブルが起きます。
- ヤリ目が近づいてくる
- 下心を丸出しにした人からいいねされる
つまり、まともな人からいいねが来ないわけです。
アダルトな利用目的で使うことは、マッチングアプリで禁止されています。大半が真面目な出会いを求めているということです。
男性でも、そういう女性を狙いたいというのはわかりますが、それは別のアプリでしましょう。マッチングアプリはあくまでも、”真剣な出会いを求めている人”が集まる場所です。
【女性は要注意!】男性会員のサクラ・業者の特徴
基本的に、サクラ・業者被害に遭うのは、男性会員です。しかし、女性会員でも被害に遭うことは多く、トラブルに遭遇したという人も少なくありません。
そのため、女性会員でも注意できるように、男性会員のサクラ・業者例について解説します!
特徴として挙げられるのは、下記の通りです。
- プロフィール写真が1枚しかない
- マッチング後すぐにラインに誘導してくる
- 外部サイトへの誘導
これらの特徴がありますが、業者ではなくても、ヤリ目等の可能性があるので相手にしないのが一番の対策です。
プロフィール写真を1枚しか設定していない
まず、業者は拾い画を使っている可能性が高いので、写真を1枚しか設定していないことが多いです。
例えば、下記の男性。
この男性なら、顔写真もそうですが風景画等も含まれているので、素人っぽさがあると思います。そのため、やり取りをしても問題ないと思います。
しかし、この男性。イケメンな写真を使っており、プロフィールは何も入力されていません。
基本情報は入力されていますが、それ以外は情報量が少ないです。
この様な人から、いいねが来たら、正直恐いですよね。情報量がなく、メッセージをして聞き出そうにも、明らかに業者だとわかるからです。
男性の場合は、目的が二つに分けられます。
- 勧誘、詐欺行為
- ヤリ目
マッチングアプリでは、前者がほとんどですが、中には後者も存在します。しかし、拾い画を使っている人は、基本的に会おうとしてきません。
実際に、ペアーズを使っていて、勧誘されたという人がTwitterに存在しました。
別サイトに誘導してきたパターンですね。
イケメンな写真を使っている人は、このタイプも考えられるので、注意したいところです。
マッチング後すぐラインに移動してくる
これは、マッチングアプリを利用していたら、誰でもあり得ることです。何度も経験したことがあると思いますが、マッチングして即ラインを聞いてくるパターンです。
理由は様々ですが、”電話したい、もう少し話したい”という理由で、交換を持ち掛けてきます。相手が、頑なにIDを教えない場合は、収集型と考えられます。
しかし、中には進んで自分から教えてくる人がいます。
これが、やり取りして1週間程度経過しているなら理解できます。(ある程度お互いの距離感も縮まっているため)
ただ、このように持ちかけてくる人の大半が、マッチングして数時間だったりします。※遅くても2~3日で交換してきます
勧誘されるならまだしも、普通にやり取りして会うことになった場合、ヤリ目だったということもあるようです。
がそう
実際に、Twitterで被害報告を上げている人もいるほどです。
本来は、まじめにアプリを利用している人が多く、恋活や婚活をしている人が多いイメージですが、人によってはこの様な目的で利用していることもあります。
これは、マッチングしないとわからないので要注意です!
外部サイトへ誘導してくる
これは、ペアーズの規約が厳しくなったので、行う人は少なくなりましたが、以前はアプリから直接勧誘する人もいました。
しかし、利用規約上、別のURLに移動するのはペアーズで禁止されています。
禁止行為に該当した場合は、アカウントが一定期間停止します。ペナルティ後も再三悪質な行為を続けるようであれば、強制退会させられることもあるようです。
仮に、男性とやり取りしている中で、別サイトに勧誘されたら即通報しましょう。早くて数分で、ペナルティを食らいますよ!
ただ、手口も巧妙化してきており、中にはラインを交換して勧誘してくる人も多いようです。中には、会ったときに勧誘する人もいるそう。(例:宗教勧誘、マルチ勧誘)
その際、ペアーズでは、相手の画面に飛んで通報することができます。
内容は様々であり、詳しい状況をテキストにて伝えると良いでしょう。※スクショ等も別途送付すると完璧です
状況次第では、一発で強制退会になるので非常にオススメです!
アプリ内の風紀を守るという意味でも、トラブルに遭遇したら速攻通報しましょう!
マッチングアプリのサクラ被害にあわないための3つの対策
マッチングアプリには、少なからずサクラ・業者が存在します。しかし、見分けも簡単ですし、事前に対策法を知っておけば、被害に遭わずに済みます。
実際に、マッチングした場合と、マッチングする前にできる対策が存在。
いずれも効果的なので、それぞれ実践しましょう。
- 相手にしない
- 運営に通報する
- ブロックする
どれも、業者被害に遭わないためにはかなり効果的です!
特に、運営に通報すれば、利用規約違反となり退会処分になることもあります。アプリ内の風紀を守るためにも、重要だと思うので、見つけ次第通報したいところです!
相手にしない
まず、マッチングアプリで、業者・サクラに遭遇した場合ですが、そもそも相手にしないということが大前提です。
これは、マッチングしたときに限りますが、返信した時点で相手の思うツボです。
ただし、やり取りしないとわからない業者もいて、中には会ってから勧誘をしてくる人もいるので、かなり厄介。その場合は、事前に親密なやり取りをしておけば、トラブルも最小限にすることができます!
例として挙げるなら、下記の通りです。
- 電話をする
- 好きなら好意を伝えておく
- 会ったときの話をする
まず、相手が業者の場合は、電話をわざわざすることはありません。勧誘・詐欺行為をすることが目的なので、サクッと会おうとする人が多いからです。
そのため、マッチングしてすぐに会おうとしてくる人は、要注意!
この様に、何の脈絡もなく、誘ってくるパターンもあります。さらに、やり取りを続けると”不労収入”があるとのこと。
かなり怪しいので、会うのはやめました。
相手をしっかり見極めることが、業者トラブルに遭わないための一番の対策といえるでしょう。
運営に通報する
仮に、マッチングして、やり取り中に相手が怪しいと判断した場合は、運営に通報して対応するのが一番です!
実際に、様々なアプリで、悪質なユーザーの特徴などを公開しており、少しでも被害に遭わないための対策等も、公開されています。
ペアーズでは、業者・サクラの特徴を公開しており、怪しい人に遭遇した場合の対処法として、通報を推奨しています。
ペアーズに限らず、どのマッチングアプリでも、通報機能は必ず備わっており、詳しい理由と共に、通報することで相手を処罰させることが可能!
理由は様々であり、中には会う直前にドタキャンされたというのも存在します。会う約束をして、連絡もなしに断る人は結構多いので、その際は通報しましょう!
ペナルティがかかり、最悪の場合強制退会になります。
ブロックする
通報したところで、証拠がない場合は、普通にやり取りすることができます。その場合は、ブロック機能を使うと良いでしょう!
通報同様に、どのマッチングアプリでも備わっており、ブロックをすることで、永久的にお互いの画面に相手が表示されなくなります。
ちなみに、相手にブロックしたことがバレることはありませんが、大半のアプリでは下記のように退会という表示になります。
いきなりやり取りしていた相手が、退会という表示になったら、かなり怪しいですよね。調べればすぐわかることなので、実質バレてしまいます。
ただ、業者にブロックしたことがバレてしまっても、特に問題ありません。
むしろ、関わることがないので、業者っぽい予兆があった時点で、積極的にブロックしましょう。
サクラ・業者が少ないマッチングアプリ一覧!
マッチングアプリの中には、完全審査制のものがあります。運営による審査や、ユーザーによる審査を行い、登録に適しているかどうか判断するアプリです。
この場合、顔写真やプロフィールがかなり重要視されるので、業者・サクラが非常に少ないです。
完全審査制のアプリは、大きく分けて2つ存在します。
- イヴイヴ
- 東カレデート
一方、東カレデートは、婚活系のアプリであり、ハイスペックな男女が集まっています。
いずれも、使い勝手が良いのでそれぞれ解説していきますよ!
イヴイヴ
イヴイヴは、主に若年層がメインで登録しているマッチングアプリです。
男女別の年齢層は、下記の通り。
イヴイヴの男性ユーザー会員層・年齢層
イヴイヴの女性ユーザー会員層・年齢層
登録には、ユーザーと運営の過半数以上の承認が必要です。実際に、登録後に審査に参加することができます。
基本的には、顔写真で判断することが多いので、イケメンや美人が多いのもイヴイヴの特徴。本人確認等も厳しく取り締まっているので、業者・サクラが少ないアプリとして紹介できます。
若年層が多いので、婚活というよりは恋活向きのアプリです。※中にはイヴイヴで結婚した人もいますが
個人的には、真面目な人が多い印象なので、出会いに使えるアプリといえます。
東カレデート
東カレデートの情報
登録している人の、9割が年収800万円以上の、高収入男子なので、ハイスペ層と知り合いたい女性には最適です!
東カレ男性ユーザー層
東カレデート女性ユーザー層
年齢層は、30代がメインであり、20代も多く特にアラサー男子が多いです。結婚相手を求めている人が多く、真剣な出会いに使いやすいといえます!
さらに、東カレデートも完全審査制になっています。
イヴイヴ同様に、ユーザーが審査に参加することが可能です。会員数は5万人以上と少なく、厳選されていることがよくわかります。
実際、東カレデートにいる人は本当のハイスペックばかりで、サクラ・業者が一切存在しません。
この様に所得証明を提出している人もいて、信ぴょう性があります。それを武器に利用している人も多いので、ハイスペ層と知り合いたい人は必見ですよ!
まとめ:マッチングアプリにはサクラはいない!でも業者はいる!
マッチングアプリに、サクラがいるかどうかということを解説しました。
結論から言うと、マッチングアプリにサクラはいませんでした。
しかし、悪質な行為をするような、業者は存在します。(例:勧誘、詐欺行為、ID収集)
この様なタイプは、相手にするとトラブルに巻き込まれやすくなります。男女問わず、トラブルに遭遇する可能性があるので、要注意です!
どれも、優良アプリということに変わりはありませんが、それを逆手に取って悪質な行為をする人もいるので、注意したいところです!
対策・見分け方を把握していれば、トラブルに遭うことも少ないですよ!